不動産購入は“今が買い時”なのか?

2026年02月10日

不動産購入を検討している方から最も多く聞く質問が、「今は買い時でしょうか?」というものです。金利の動向、物価上昇、住宅価格の変化など、ニュースを見るたびに不安になり、なかなか一歩を踏み出せない方も少なくありません。しかし、不動産購入において本当に大切なのは、市場全体の“完璧な買い時”を探すことではなく、「自分にとっての買い時」を見極めることです。

例えば、現在家賃を払い続けている場合、5年後・10年後にどれくらいの金額を支払うことになるでしょうか。その家賃が、将来自分の資産になることはありません。一方で、無理のない返済計画で住宅を購入できれば、毎月の支払いは「住居費」でありながら「資産形成」にもつながります。また、子どもの進学や家族構成の変化、通勤・通学の利便性など、生活面の変化も大きな判断材料になります。

金利についても、「今後どうなるか」を正確に予測することは誰にもできません。だからこそ、今の金利水準で無理なく返済できるかどうか、固定金利・変動金利のどちらが自分のライフプランに合っているかを冷静に考えることが重要です。不動産購入は投資ではなく「暮らしの基盤づくり」。数字だけでなく、5年後・10年後の自分たちの生活を想像しながら判断することが、後悔しない選択につながります。