実家を相続後、住まない場合の選択肢とは
2025年06月30日
実家を相続したものの、そこに住む予定がない――そんな悩みを抱える人が増えています。高齢の親が亡くなり、家を相続したけれど、すでに別の場所で生活を築いている。子どもが独立していて使い道がない。そんなとき、実家をどうすべきか迷うのは自然なことです。
住まない家を相続した場合、大きく分けて3つの選択肢があります。
ひとつ目は「売却」。今後使う予定がなければ、思い切って売却することで現金化でき、維持管理や固定資産税の負担からも解放されます。相続後の名義変更(相続登記)や相続税の支払いが必要ですが、不動産会社を通じてスムーズに進めることも可能です。
ふたつ目は「賃貸に出す」こと。実家が駅や学校、病院などの近くにあれば、借り手が見つかる可能性があります。家賃収入が得られるメリットはありますが、修繕や管理の手間がかかる点は注意が必要です。賃貸経営に慣れていない場合は、不動産管理会社に委託する方法も検討するとよいでしょう。
そして三つ目は「そのまま残す」選択。思い出が詰まった実家をすぐに手放せない、または将来的に二世帯住宅や別荘として使いたいなど、感情的・計画的な理由で保持する方もいます。ただし、空き家のまま放置すると、劣化や防犯、税金の負担などさまざまなリスクがあるため、定期的な管理やメンテナンスは欠かせません。
いずれの選択にもメリット・デメリットがあります。重要なのは、自分や家族のライフスタイル・資産状況に合わせて、早めに方向性を定めること。実家をどうするかは、今後の暮らしや家族関係にも関わる重要な判断です。放置せず、まずは相談から始めてみましょう。
