不動産売却にかかる税金と費用まとめ

2025年04月25日

不動産を売却すると、売却金額がそのまま手元に残るわけではありません。売却にはさまざまな税金や費用がかかります。あらかじめこれらの支出を把握しておくことで、「思ったより手取りが少なかった」という事態を防ぐことができます。ここでは、不動産売却に伴う主な費用と税金についてわかりやすく解説します。

 

✅ 仲介手数料

不動産会社に売却を依頼した場合、多くの場合で発生するのが「仲介手数料」です。これは成功報酬として支払うもので、上限は法律で定められており、

💡売却価格 × 3% + 6万円(+消費税)

が一般的な計算式です。たとえば、3000万円で売れた場合はおよそ105万6000円(税込)となります。

 

✅登記関連費用(抵当権抹消など)

住宅ローンを完済している場合でも、登記簿には「抵当権」が残っていることがあります。これを抹消するためには、抵当権抹消登記の手続きが必要です。司法書士に依頼することが多く、費用は1~3万円程度が相場です。

 

✅ 譲渡所得税(所得税・住民税)

売却によって得た利益(譲渡所得)がある場合、所得税と住民税がかかります。譲渡所得は、

💡譲渡価格 -(取得費+譲渡費用)

で計算され、保有期間が5年以下の場合は「短期譲渡」、5年超なら「長期譲渡」となり、税率が異なります(最大39.63%)。ただし、マイホームを売却する場合には「3000万円の特別控除」が使える可能性があり、税負担を大きく減らせるケースもあります。

 

✅住宅ローンの一括返済費用

住宅ローンが残っている場合、売却時一括返済が必要です。金融機関によっては繰上げ返済手数料がかかることもあるため、事前に確認しておきましょう。

 

✅ 引っ越し・リフォーム・測量などの諸費用

売却後の引っ越し代や、物件価値を高めるためのリフォーム費用、また古い家や土地の売却時に必要な測量費用など、細かな出費も発生します。状況によって異なりますが、数万〜十数万円程度を想定しておくと安心です。

 

不動産売却では、これらの費用をあらかじめ計算し、「手取り額」を正確に把握することが成功への第一歩です。不明点があれば、不動産会社や税理士などの専門家に早めに相談し、損をしない売却を目指しましょう。

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